中国機墜落事故、乗客・乗員１３２人全員の死亡確定…遺体の一部から１２０人の身元特定 - 読売新聞オンライン

　【広州＝吉岡みゆき】中国南部の広西チワン族自治区梧州の山中で２１日、中国東方航空機が墜落した事故で、中国航空当局などは２６日、５日以上にわたる捜索の結果、乗客・乗員１３２人全員の死亡が確定したと発表した。

　航空当局は、墜落現場で見つかった事故機の残骸の状況や、現場周辺の監視カメラなどの映像、レーダーによる飛行データなどから、生存者はいないと「総合的に判断した」と説明した。現場に残っていた遺体の一部をＤＮＡ鑑定し、乗客１１４人、乗員６人の身元を確認したという。事故原因については、「調査中」と述べるにとどめた。

　事故機は雲南省昆明発広東省広州行きで、２１日午後２時半頃墜落した。操縦室内の音声を記録する「ボイスレコーダー」は回収されたが、飛行データを記録した「フライトレコーダー」はまだ見つかっておらず、捜索を続ける。

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