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「クリミアは露侵略の橋頭堡」ゼレンスキー氏が国際会合で演説 約60カ国・機関が参加 - 産経ニュース

23日、キーウで「ウクライナ国旗の日」の式典に参加したゼレンスキー大統領(大統領府提供、AP=共同)

【キーウ(キエフ)=遠藤良介】ウクライナのゼレンスキー政権は23日、ロシアが2014年に併合した南部クリミア半島の奪還を目指す国際会合「クリミア・プラットフォーム」の第2回会合をオンライン形式で開催した。ドイツのショルツ首相やフランスのマクロン大統領、日本の岸田文雄首相ら主要国の首脳が相次いで演説し、ウクライナとの連帯を確認した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は冒頭の演説で「ロシアの侵略はクリミア併合から始まった。クリミアは侵略のための橋頭堡(きょうとうほ)とされた」と述べ、「欧州地域と世界の安全を保障するため、ロシアの侵略に勝利することが必要だ」と強調した。ゼレンスキー氏によると、会合には約60カ国・機関が代表を送り、うち約40カ国は大統領ないしは首相を参加させた。

岸田首相はクリミア併合を含むロシアの「一方的な現状変更」に断固反対するとし、ウクライナへの財政支援を継続していくと表明した。ショルツ氏も「ウクライナの戦いに敬意を表する」と述べ、財政・軍事面の支援と対露制裁の継続を約束した。今月に入ってクリミアの露軍基地や弾薬庫では爆発が相次いでおり、現地情勢が緊迫する中での会合開催となった。

昨年8月にキーウで行われた第1回会合には40以上の国・機関が参加し、日本から倉井高志・駐ウクライナ大使(当時)が出席。会合では「クリミア併合を容認せず、非難し続ける」との共同宣言が採択された。

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