ロシアのプーチン大統領は、戦争終結に向けた対話が行われていないのはロシアのせいではないとの見解を示した。テレビのインタビューでプーチン氏は「交渉を拒んでいるのはわれわれではない、彼らの方だ」と発言。ロシアは「容認可能な成果」について協議する用意があると付け加えた。ロシアによるウクライナ侵攻は11カ月目に入っている。
25日にはベラルーシの空軍基地2カ所からロシアの戦闘機が発進し、ウクライナ全土で空襲警報が鳴り響いた。発進した戦闘機には極超音速ミサイルの搭載能力を持つものも含まれる。ウクライナへの攻撃は行われず戦闘機はその後ベラルーシに戻ったことから、警報は解除された。
ロシアのウクライナ侵攻からちょうど10カ月となった24日には、ロシア軍がウクライナ南部ヘルソン市を狙った砲撃で10人が死亡、数十人が負傷した。
ローマ教皇がウクライナでの戦争終結を訴え-AP
ローマ教皇フランシスコは25日、恒例のクリスマスメッセージで、「戦争といういてつく風」に嘆き悲しんでいるとし、ウクライナでの「無意味」な戦闘を直ちに終わらせるよう強く訴えた。AP通信が伝えた。
プーチン大統領、「容認可能な成果」について交渉する用意あると改めて表明
プーチン大統領は、ウクライナでの戦争終結に向けた協議が行われないのはロシアのせいではなく、責任はむしろウクライナと西側諸国にあると指摘。西側諸国はロシアを引き裂こうとしていると述べた。その上で、「われわれは容認可能な成果について、このプロセスに関わる全ての参加者と交渉する用意がある。だがこれは彼らの問題だ。交渉を拒んでいるのはわれわれではなく、彼らだ」と付け加えた。国営テレビ局ロシア1でのプーチン氏のインタビューをタス通信が伝えた。
原題: Ukraine Latest: Putin Says He’s Ready to Talk; Pope Decries War(抜粋)
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