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国民動員ほぼ完了 ウクライナと対話用意―ロシア大統領 - 時事通信ニュース

2022年10月14日23時39分

14日、アスタナで記者会見するロシアのプーチン大統領(EPA時事)

14日、アスタナで記者会見するロシアのプーチン大統領(EPA時事)

 ロシアのプーチン大統領は14日、カザフスタンの首都アスタナでの記者会見で、ウクライナ侵攻のための国民の予備役動員がほぼ完了しつつあるという認識を明らかにした。9月21日の部分動員令が徴兵忌避や反戦デモを引き起こしたことを受け、国内の混乱を収束させる狙いとみられる。

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 プーチン氏は「(目標の)30万人のうち22万2000人が既に動員済みだ」と説明。今後2週間で完了するとの見通しを示した。さらに「追加動員は計画されていない」とも述べ、事実上の総動員ではないかと疑う見方を否定した。
 さらに、ロシア軍が苦戦する中、ウクライナとの対話に「われわれは常にオープンだ」と強調。プーチン氏との対話の可能性を否定するゼレンスキー政権に交渉に応じるよう訴えた。「ウクライナを破壊することを(軍事作戦の)目標に掲げていない」とも主張した。
 11月のインドネシア・バリ島での20カ国・地域首脳会議(G20サミット)について、プーチン氏は出席を示唆しつつ「まだ最終決定していない」と表明。米ロ首脳会談の可能性を問われると「(バイデン米大統領に)質問しなければならない。私は必要があるとは思わない」と語った。バイデン氏も先に「会談する正当な理由はない」と慎重な姿勢を示している。

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