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【台北=杉山祐之】台湾の国防部(国防省)によると、中国軍の戦闘機、爆撃機など計20機が26日、台湾南西部の防空識別圏に入った。爆撃機など一部は台湾南東沖まで飛行した。中国軍機の防空識別圏進入が常態化した昨年以降、1日の機数としては最も多い。
米国と台湾の窓口機関は25日、ワシントンで、海上警察活動での相互協力を目的としたワーキンググループを設置する覚書に調印した。今回の進入はそれに対する反発とみられる。
20機のうち戦闘機は12機で、「殲(J)16」が10機、「殲10」が2機だった。爆撃機「轟(H)6」は4機が入った。ほかに対潜哨戒機「運(Y)8」や早期警戒機「空警500」なども加わった。
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