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ザポリージャ原発に多数の砲撃、施設の一部損傷…IAEA事務局長「危険なほど接近」 - 読売新聞オンライン

 【ベルリン=中西賢司】国際原子力機関(IAEA)によると、ロシア軍が占拠を続けるウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所の原子炉付近などで、19日夕から20日朝にかけて多数の砲撃があり、施設の一部などが損傷した。放射線量の異常や死傷者は報告されていない。IAEAのラファエル・グロッシ事務局長は攻撃の即時停止を訴えた。

 発表によると、砲撃は19日午後6時前に始まった。20日午前9時15分頃から55分頃までの間には、十数回の爆発があった。放射性廃棄物の貯蔵施設や原子炉につながる電気ケーブルなど数か所が被害を受けた。

 ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムは、露軍が20日朝に少なくとも12発の砲撃を行ったと発表した。一方、露国防省は20日、ウクライナ軍が19日に11発、20日朝に14発を発射したと主張した。

 グロッシ氏は「砲撃は危険なほど接近してきた。砲撃を行っているのが誰であれ、多くの人々の命を危険にさらしている」と述べ、原発一帯で武力攻撃を控える「安全保護地帯」を設定する必要性を改めて強調した。

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