ベルリンで１０万人がウクライナ連帯表明世界各地でロシア抗議デモ - 時事通信ニュース

2022年02月27日23時06分

２７日、ベルリンの観光名所ブランデンブルク門付近で、ロシア軍によるウクライナ侵攻に抗議する人々（ＡＦＰ時事）

　【ベルリン、ローマＡＦＰ時事】ロシアによるウクライナ侵攻に抗議するデモが、世界各地に広がっている。ベルリンでは２７日、１０万人以上がウクライナ国旗を表す青と黄の装束で行進し、連帯を表明した。

　ロンドンやニューヨーク、パリ、ローマなどでも２６日、抗議デモが行われ、ロシアのプーチン大統領を非難したり、戦闘の終結を訴えたりした。
　ジュネーブの国連欧州本部前で開かれたデモには約１０００人が参加。反戦の意志を示すため「私はロシア人」と書かれたサインを掲げた在スイスのロシア人も加わった。ロシアの隣国フィンランドの首都ヘルシンキでは数千人が「プーチンを打倒せよ」と叫んだ。
　２００８年にロシア軍が侵攻したジョージア（グルジア）の首都トビリシでは２５日夜、約３万人が街頭に繰り出し、ウクライナとジョージアの国旗を振ったり国歌を歌ったりした。タクシー運転手（３２）はＡＦＰ通信に「われわれは恐らく他国以上にウクライナ人に同情している。ロシアの野蛮な侵略を受けた経験があるからだ」と話した。

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