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異例ずくめの就任式、トランプ氏は置き手紙残しただけ…パレードも縮小 - 読売新聞

 【ワシントン=船越翔】米連邦議会議事堂の占拠事件や、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、バイデン大統領の就任式は祝賀ムードを抑えて淡々と進められた。トランプ前大統領が式典に参加せず、新旧大統領が顔を合わせないなど、異例ずくめの一日となった。

 バイデン氏は20日午前9時頃、厳戒態勢が続くワシントンのセント・マシュー大聖堂のミサに出席し、祈りをささげた。ミサを終えたバイデン氏がツイッターに、「米国の新たな一日だ」と書き込むと、オバマ元大統領もこれに応じるように投稿し、「我が友よ、おめでとう。バイデン大統領、今度は君の番だ」と祝福した。

 前回2017年の就任式当日は、オバマ氏がトランプ氏と対面で最後の引き継ぎをした。今回はこうした機会はなく、トランプ氏はバイデン氏に置き手紙を残しただけだった。

 バイデン氏は午前10時半頃に議事堂に到着。粉雪が舞う中、就任式会場に登場し、拍手を送る出席者に手を上げて応えた。午前11時50分頃、この日初めて公の場でマスクを外すと、09年に副大統領に就任した際にも使用したバイデン家の聖書に手を置いて宣誓し、第46代大統領に就任した。続く演説では、「恐怖や分断、暗闇ではなく、希望や団結、光の物語を共に紡いでいこう」と国民に訴えた。

 新大統領のお披露目の場として、議事堂からホワイトハウスまでの約2・5キロ・メートルを練り歩くパレードが行われるのが通例だが、バイデン氏は今回、ホワイトハウス近くの道路を車から降りて歩いただけだった。

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