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新型コロナ:英変異種、症状出る傾向強く 統計局調査 - 日本経済新聞

【ロンドン=共同】英国で最初に見つかった新型コロナウイルスの変異種の感染者が、従来ウイルスの感染者と比べ、せきや倦怠(けんたい)感など何らかの症状を訴える傾向がより強いことが、英統計局の調査で分かった。英メディアが27日伝えた。

統計局は、昨年11月から今月にかけて検査で陽性判定が出た感染者らを対象に調査した。変異種に感染した人の約53%が症状を訴えたのに対し、従来型は48%だった。

主な症状は共通していたが、変異種の感染者は特にせきや咽頭痛、倦怠感、筋肉痛を訴える割合が従来型より多かった。嗅覚や味覚の異常は従来型よりやや低い。息切れや吐き気などに差はないという。

政府は英変異種の感染力が従来型より「30~70%」強く、致死率もより高い恐れがあるとしている。

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